「地球交響曲 -ガイアシンフォニー 第一番」上映会 10月
- 9月17日
- 読了時間: 3分
地球(ガイア)の声が、きこえますか。
かつて人が、花や樹や鳥たちと
本当に話ができた時代がありました。
その頃、人は、自分たちの命が
宇宙の大きな命の一部分であることを誰もが知っていました。
太陽を敬い月を崇め風に問ね(たずね)火に祈り水に癒され
土と共に笑うことが本当にいきいきとできたのです。
ところが最近の科学技術のめまぐるしい進歩と共に
人は、いつの間にか「自分が地球の主人であり、自然は
自分たちのために利用するもの」と考えるようになってきました。
その頃から人は花や樹や鳥たちと話す言葉を
急速に忘れ始めたのです。
人はこのまま自然と語り合う言葉を
永遠に忘れてしまうのでしょうか。
それとも科学の進歩と調和しながら
もう一度、その言葉を思い出すことができるのでしようか。
映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。
美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画『地球交響曲』は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年公開の「地球交響曲第一番」から2021年公開の最新作「第九番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけで、これまでに延べ、250万人に上る観客を動員、その数は今なおとどまることなく、かつてないロングランヒット作となっています。
10月の小さなガイア上映会 in 西宮・あんのん舘では、『地球交響曲 -ガイアシンフォニー 第一番』を上映します。

上映作品:
『地球交響曲 第一番 -GAIA SYMPHONY No.1-』
上映日時: ① 10/ 1(水) 10:30〜12:45 ② 10/ 1(水) 14:00〜16:15 ③ 10/12(日) 10:30〜12:45
④ 10/12(日) 15:00~17:15
⑤ 10/15(水)10:30~12:45
⑥ 10/15(水) 14:00~16:15
⑦ 10/26(日) 10:30〜12:45
⑧ 10/26(日) 15:00~17:15
チケット代金(当日現金にてお支払いください): A) 映画+シェア会 1,500円 B) 映画のみ 1,300円
会場:
studio awai(あんのん舘2F・西宮市田中町4-9)
お申し込み方法:
こちらからお申込みください
GAIA-ガイアとは、ギリシア神話に登場する地球の女神、いわば「地母神」のことです。このドキュメンタリー映画は、あたかも、ガイアが奏でるシンフォニー(=交響曲)のように、それぞれに独立した主題をもった楽章が重なり合って、全体として地球という大きなハーモニーを奏でています。
この映画は、メッセージ性の強いドキュメンタリー映画ですが、つねに、「地球の中の私、私の中の地球」という、とても大事なテーマが語られています。
もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その”心”、すなわち”想像力”を担っている存在なのかもしれません。我々人類は、その”想像力”に依って科学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の”想像力”の産物だ、といえるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の”想像力”すなわち”心”の在り方に依って決まってくるのではないでしょうか。
この映画は、21世紀の到来を前に、地球(ガイア)の未来にとって、極めて示唆的なメッセージをもつ世界の6人の人々のオムニバス映画です。登場人物はいずれも、現代の常識を越えた事を成し遂げた人、あるいは体験した人達です。
今こそ、私たちは耳には聴こえない“音楽”を聴く“想像力”を取今生きている我々ひとりひとりが、”心”にどんな未来を描くかに依って、現実の地球(ガイア)の未来が決まってくる。
映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」が、全ての人々の”心”のための元気薬になれば、と願っています。
龍村仁







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